スタッフインタビュー Interview

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  • スタッフインタビュー 間曽 明(2008年入社)

最善の復旧方法を提案するために、
いちばん大切なものはコミュニケーション。

間曽 明 MASO AKIRA

2008年入社
建設業界出身味を持った

― 入社のきっかけを教えてください。

前職も建設業界で土木工事の施工管理技士として勤務していましたが、勤務先が廃業してしまいました。そこで新たな職場を探しているときにYAMAKI GROUPの求人を見つけ、人の役に立てる“復旧工事専門”という業態に興味を持ったことと、前職での施工管理経験を活かせそうだと感じ応募しました。

入社当初はグループ会社である山貴総合鑑定に所属し、損害保険事故の発生から復旧までの流れをひと通り覚えてから、山貴建設に転籍し復旧工事のディレクションや施工管理を担当するようになりました。

― 山貴建設の業務は一般的な建設会社とは違いますか。

「被害者さまが存在する」というのが、一般的な建設会社の業務との大きな違いです。山貴建設の復旧工事ディレクター®は、中長期的な工程計画通りに工事を進める施工管理担当者とは違い、事故にあってしまった被害者さまの意向を汲み取りながら、損害保険の補償範囲のなかで最善の復旧方法を提案し、被害者さまも損保会社さまも納得できる復旧工事を行うことが大切になってきます。よって求められるスキルも、相手が何を求めているかを聞き出せるコミュニケーション能力が最も重要になってきます。

また、一般的な建設会社では1件の案件に少なくとも数か月程度の工期がかかることが多いと思いますが、当社の復旧工事のなかには1時間程度の工事で完了する案件も多くあります。基本的に1件の現場にベタ付きになることはなく、施工担当者などの協力を仰ぎながら、日々発生する事故現場を手際よく確実に復旧させていくことが、山貴建設の復旧工事ディレクター®が果たすべき役割であると言えます。

― どんな時に仕事のやりがいを感じますか。

調整すべきことの多い、難しい現場であればあるほど、解決できた際には被害者さまからもお客さまからも感謝されることも多く励みになります。とくに被害者さまは、事故が起きた際に動揺されていることが多いのですが、それが私の初期対応で落ち着いたり、安心してくださったりしたときにはとくにやりがいを感じます。

あとは、社内の若手スタッフが成長していくことも嬉しいです。当社と似たような業務を行っている会社が少ない分、入社時点で損害保険事故復旧工事専門の施工管理を経験されている方は殆どいませんが、未経験からプロフェッショナルになれる環境を整えているので、現場経験を積めば積むほど頼もしい専門家へと変貌していってくれます。若手スタッフと共に、山貴建設のチーム力をさらに上げていくことにも重点を置いて仕事をしています。

― 働きやすい会社にするために取組んでいることは。

まず、スケジュール調整はできるだけ担当者の裁量に任せています。現場に出向く日程なども、被害者さまとの調整がつけば基本的に担当者が自由に決められますし、私たちには施工を担当してくれる協力会社さまが各地にいますので、緊急対応が必要な現場へは、まず現場近くの協力会社さまに急行してもらうことも多いです。

建設業界は未だに長時間勤務となる会社も多いと聞きますが、当社は残業もそれほど多くはありませんし。基本的にメンバー全員で助け合って仕事をしており、困ったことなどが発生した時にはすぐに先輩などに相談することができる環境を整えています。当社は事故対応の会社なので、業務のスピード感や正確性は大切になりますが、無理せず、手に職をつけて長く働ける職場だと思います。

今後もその職場環境を維持しながら、さらに働きやすい会社にしていくための努力を続けていきます。

YAMAKI GROUP